離婚にいたるには、100の夫婦の離婚があれば、100通りの離婚の理由があると思います。一見同じようでも、最後のスイッチを押すものは人によって違うはずです。
わたしがいろいろな友人たちにアドバイスを求めていたとき、経験者でありながら、グサッと刺さるようなことを言う人がいました。
以前、わたしに「元夫に対する感謝の気持を伝えるように」というアドバイスをしてくれた人です。
モラハラ報告あるあるの、
「なんでそんなのと結婚したん?」
です。
モラハラ被害者生活が長く、つい、素直にその理由を考えて答えていたのですが。。。
どんな理由にも、絶対に避けられなかったものなんてないんです。
- そこにヒントがあったのに、なんで気づかなかったんだ?
- あのとき、もっと自分に自信があったら。
- あれを受け入れてしまった自分が悪いのか。
あげていけば切りがありません。
だから、「なんでそんなのと結婚したん」に真面目に答えようとすれば、
「わたしの責任で、わたしがバカで、わたしが弱かったんです。」
最後はそこに行き着くのです。
でもね、そこで罪悪感を呼び起こして、誰得なのかな?
そんなことを言う彼女から「しょうがなかったね」と認めてもらう必要ってあるのかな。
最終的に、こう締めました。
「もう、あの時こうしていれば。とか、どこで間違った?とか、そんなことは考え尽くしての今なの。変えられない昔よりも、これからのことよ。」
とはいえ、やっぱり、言われたらムカつくよね~
心のなかでは、「この人、『あなたが至らないから』と他の人をおとしめて優越感に浸りたいだけなん違うの?え、この人モラハラ?だから、離婚切り出されたんじゃない?」と悪態ついていました。真っ黒なみい、心のなかで大暴れでした。
過去の自分の至らなさは、同じ失敗をしないために心に留めておくものであって、過去の自分を責めるものではない。絶対ない。