アメリカ在住20数年のわたしですが、アメリカ国内の旅行は片手で数えるほどです。
周りの日本人は、滞在中にいろいろなところに行っておこうと、精力的に旅行しています。
そして、アメリカ人は、1年に1,2回の旅行はあたりまえ。
でも、うちは義両親に無理やり連れ出された、親戚に会いに行ったという以外の旅行はありません。
学生時代の友人に会いに泊りがけで学生時代の街に遊びに行くことはありましたよ。でも、それだけです。
それはなぜか。
- 旅行の企画・手配はわたししかしない。
- そして、わたしは、いきなり機嫌が悪くなるなるくんと旅行したくない。
そりゃ、家族旅行は実現しません。
うちの子たちは、ディズニーランドにも行ったことがありません。
家族での日本への帰国は、結婚当初に親に会いに行ったときの一度きり。
それ以降は、なんだかんだと、子どもと私だけの帰省でした。
今思えば、自分の親に、なるくんのモラハラぶりを見せたくなかったという、洗脳されながらも働いた自衛本能だったのかもしれません。
それにね、ナルシストなるくんの運転は、怖いのです。
常に、前の車にピッタリくっついて煽り運転をしているのです。
本人は、煽っている気はなく、それよりも他の車が前に入ってこないように、威嚇している運転です。
だから、車間距離をしっかり取って運転をするわたしには、怖くてしょうがない。
助手席ではいつも下を向いて、前を見ないようにしていました。
それなのに、他の車が自分のうしろにピッタリ付くと、イライラするし、暴言を吐くので、車内が殺伐とします。
それにしても、本当に20年以上も旅行を封印していたことに、今は驚きです。
なんせ、わたしはなるくんに出会う前はバックパッカーよろしく、イギリスに住んでいる間ヨーロッパを毎週末うろついていたのですから。
別居して、思ったのは「ああ、これからは旅行に行ける」「もう、なるくんを帯同しないことに、言い訳をしなくてもいい」という安心感でした。
まずは、リハビリとして、来年の春休みのグランピングの予約をしました。
若い娘たちには、山の中はだめかな。
人混みが苦手な母に付き合ってくれるだろうか。
いろいろ心配していたけどおねえは、
「いいねえ、インスタの写真とれるし、ボーッとして何もしない。」
母娘、似た者同士だったようです。
州を2つまたいで、娘たちと8時間のドライブです。
もう、楽しみでしょうがない。
5か月も先の話なんだけどね。