コロナ禍で様々なことが変わってきましたが、不幸中の幸いはオンラインで受けるカウンセリングの普及です。
もちろん、人と話すのに対面のほうがいいという人もいると思います。
ただ、オンラインの強みは、「移動時間がない」ということ。
以前のブログにも書いたように、離婚に臨むにあたって洗脳から目覚めるきっかけをくれたのも、娘たちを支えたのも、カウンセリングです。
離婚を決意してからまず、わたしと娘たちの3人に信頼できるカウンセラーがついていることが大事でした。
おねえは成人しており、自分で車を運転してカウンセリングを受けることも可能でした。しかし、りんりんは、わたしが付き添って送り迎えをしなくてはいけません。自分自身のカウンセリングの時間を確保する必要もあります。
わたしは、フルタイムの他にバイトもしているので、その移動時間をなくせたことは、とても助かりました。
保険会社のサイトから、ネットワーク内でオンラインカウンセラーをリストアップして、レビューを読んだり、サイトからどんな分野に長けたカウンセラーなのかを調べてメールで問い合わせたりしました。
コロナ禍で大変だったのは、カウンセラーの需要がとても高く、なかなか空きがないということでした。
そして、オンラインのいいところ2つ目は、「どこでもできる」。
わたしがカウンセリングを受け始めたことは、数週間して娘たちに打ち明けましたがしばらく誰にも言っていませんでした。なるくんには離婚を切り出すまで言っていませんでした。それで正解だったと思います。
ナルシストはターゲットを社会から切り離したい。
ターゲットの味方をするカウンセラーなんて排除対象第一位です。
私は、5時で仕事が終わり、5時15分からすぐにカウンセリングを受けられるように予約しています。出社のときは、会社の駐車場の車内から。リモートワークのときは、そのまま仕事しているフリで地下室の自分のオフィスから繋いでいました。
娘たちは、自分の部屋からカウンセリングを受けていたようです。
カウンセリングの内容は、様々です。
おねえとりんりんは父親との関係だけでなく、進学とか、わたしとの関係についても話しているはずです。たまに、こんなこと話したなんて教えてくれることもあります。
わたしは、2週間に1回という頻度で「この2週間のわけのわからんなるくんの言動」シリーズがメインでした。別居してからもこのネタが有ることに、驚きです。正直、20年も洗脳下にあったわたしは、自分の感情の置き方に自信が持てなくなることがあるのです。
なるくんにたいして、わたしは◯◯と思っているとつたえると、まず。。。
「そう思うお前がおかしい」
と言われ続けて20年です。
こんなことがあって。。。と話したときに、カウンセラーが「なんてこと!?」と驚いていると、「やっぱりあれは、普通じゃなかったんだ」と安心できる。
なんか、これが納得行かないのよねえ。。。と話したときに、カウンセラーが「そりゃそうよ」と言ってくれると、「ああ、これは怒ってもいいことなんだ」と再確認できる。
これは、今でも続いています。
モラハラ後遺症は、長いです。
言いたいことを言って、聞いてもらっているうちに、自分で結論にたどり着いたりして、カウンセリング中に何かを決断することもよくありました。
わたしのカウンセラーは、何をしろとは言わず、ほぼ相槌がメインです。
別居を敢行したと報告したときに、泣いて喜んでくれるなど、心の支えになっています。
友達に、愚痴を言い続けるのは、申し訳ないと思うけど、カウンセラーに愚痴を言い続けるのはありです。
わたしは、一人目から相性が良かったこともあり、ラッキーでした。
うちの娘たちのように、相性が合わなくて、続かなかった一人目のカウンセラーがいたように、合う合わないがあって当然だと思います。
まずは、1,2週間続けてみて、「だめなら次!!って切り替えを早くできる」のも、オンラインならではじゃないでしょうか。
ナルシスト相手の離婚は、ただの離婚ではありません。
自分の味方として、弁護士を雇うように、自分のメンタルサポーターとして、カウンセラーを確保してから臨みましょう。