以前のブログで、
はじめは、「子どもたちに苦労はさせられないから」と、「りんりんが高校を卒業するまではこの家に住めよ。」なんて言っていたくせに。話は2転3転。このあたりはまた別の機会に。
なんて、書いていましたね。
それでは、離婚したいことを告げて、半月のあいだにあったことについて、お話します。
まさに、自己中ナルシスト大爆発でした。
わたしが住んでいる地域の高校は、日本と違い、住んでいる地域の学校に進学することになっています。
だから、高校生のりんりんのことを考えて、引っ越すなら学区内で賃貸生活をするのは確定でした。
卒業したら、財産分与で手にした現金を頭金にして、どこかに小さい家を買おうと思っています。
そこで、なるくんが、「この家を(みいから)俺が買い取りたい。*1でも、りんりんが卒業するまでこの家にいたらどうだ?俺がその間、どこかに家を借りて暮らすから。」
なんて言ってきたんです!
Wow!
人のことも考えられるのね、って見直そうと思ったんですよ。
でも、正直、この豪邸に住むとして、ローンの半分を払いつつ*2、さらに大きいからこそかかる電気代、ガス代、大きな庭の芝刈りのために人を雇うお金…
そうやすやすと、ありがとうとも言えず、経費計算をしました。
なんとか、かつかつだけどやっていけるかな?と思っていたら…
1週間も経たずに、
「やっぱり、この家には俺が住み続けるわ。賃貸高いんだ。」
といってきました。
そうか?
なるくん一人の賃貸、そんなに高いかな?
なるくん「2000ドル以上かかるじゃないか」
え!?
1LDKでも1000ドルちょっとで行けるでしょ。
なるくん「寝室2つはいるからな」
みい「いらないでしょ」
なるくん「誰かが泊まりに来たとき用にゲストルームが必要だろ」
整理しよう。
みいが賃貸を借りるとしても、2LDKで3人で住みます。娘たちは相部屋決定です。
しかも、予算は1700ドル以下です。
もう一度言おう、3人で1700ドルです。
あなたが1人で2000ドル以上の、もし友達が泊まりに来たときのための2LDKに住むためのお金がないから、わたしたち3人に1700ドル以下の2LDKに引っ越せと言っていますか?
それとも、わたしたち3人+ゲストルームで4LDKにわたしたちは住んでもいいと?
その保証もしてくれると?
ちょっと、見直そうと思ったわたしが馬鹿だった。
わたしからの軽蔑の視線を感じたのでしょうか。
なるくん「まあ、俺もいろいろ見てみるけどね」
え、どっち?あなたの決定待ち?
どちらにしても、豪邸に未練のないわたしは、「決めたら教えてください」というだけにしておきました。
その後、この家を売ってみてはどうかとも提案してみました。
そうすれば、この家を購入してからいろいろとアップデートしてきた分、マーケット価格よりも高く売れる自信はあったので、利益分を分配しても十分彼が一人暮らしできる豪邸と、わたしたちが3人で住めるこじんまりした家を買うことができます。
でも、この豪邸は、なるくんの自尊心を埋めるアイテムにすでになっていたのです。
寝室4つ、リビング2つ、ダイニング1つ、書斎1つ、トイレ4つ、お風呂2つ、キッチンはプロ仕様、地下室にバーがあってビリヤード台も。
そこで、本当に一人で暮らす気?
「おれは、悪い人間じゃない」アピールのため、はっきりと出ていけとは言えないなるくん。
これが、2転3転した内容です。
結果的に、なるくんのりんりんへの精神的な虐待をもってわたしたちが出ていくことになったのです。
正直、大きな家の維持費は、半端ないです。
わたしたちが、小さい賃貸に引っ越して生活しつつ、共有財産として二人の収入を分け合っている今のほうがいいです。
とはいえ、まだ引越し費用、ものを持ち出せなかった分買い足したときに使った費用のクレジットカードの負債があるんですけどね。
こういうところで、怒って、仕返しをしようとしないから、
「あなたはもっと怒っていい」
と友人にも言われるのです。
でも、もう離れたいのよ。
やっぱり、なるくんはどうしようもなく、自己中ナルシストなのだから。