国際モラハラ離婚 in the US

まさか自分が自己愛性パーソナリティ障害の夫の被害者(!?) @bigmysurvive

無意識の意識 幸せ探し


ナルシストによるモラルハラスメントは、長い時間をかけて精神的にターゲットをコントロールしようとしています。

それに気づいてから、何度も何度も、「ああ、あれはそう思い込まされていたんだ」と再認識することが多くなりました。

 

自分の心の整理をするためにも、洗脳から目を覚ますためにも、過去を振り返っています。

 

自分がモラハラ被害者だったことに気づいた当時は、色んな感情がぐるぐる回っていました。

でも、過去や現実に向き合ってきたことで、なるくんに対して、なんの感情もわかなくなったのが現在(気づいてから1年とすこし)です。

 

好きという感情もなければ、嫌いという感情もない。愛しいとも思わないし、恨みにも思わない。許すとか許さないじゃなくて、そういった自分の感情を揺さぶる存在ではなくなったのだと思います。

 

そう冷静になって、過去を振り返ると、「わたしのこのときの決断って、英断じゃん?」って自画自賛することがあるのです。

 

まるで、何年も前から離婚準備をしていたかのように、要所要所で今を支える重要な決断をしていました。無意識の意識がはたらいたのでしょうか。

 

離婚するにあたって、どんな綺麗事を言ったとしても、最重要事項は経済的自立。

 

でも、モラハラというのは、ターゲットが逃げていかないように囲い込んでいくものなので、「主婦になって外の社会と縁を切ってね」というものがあります。

なるくんもそうでした。

当時は、子どもが生まれても、バイトとフリーランス、健康保険なしなんて状況だったにも関わらず、「主婦になれ」と言っていました。

 

しかし、学生時代からのバイトを続けることに関しては、押し切った自分をまず褒めたい

ここで言うことを聞いて、社会から一気に切り離されたら、異国の地で本当に一人きりになってしまっていたと思います。

 

おねえが生まれたとき、出産して3週間ほどで現場復帰しました。

このときも、「それが当然」という態度で「辞める」という選択肢が存在しないかのように続けたことも褒めたい

 

なるくんがやっと定職について1年経ったときに、無理してでも「家を買う」のが当然という態度で家を買うように推し進めた自分を褒めたい。それまでは、「おれは、好きなことができるなら家がなくて車上生活でもかまわない」という、「お前の生活を脅かしてやるぞ」という脅しをしていたのですが、自分名義のローンができたことで、人を脅しているどころではなくなりました。

 

貯蓄できない散財大魔王は投資をするしかない。このとき、無理をしたから今がある。

 

つてを使って、子どもが学校に行っている間のパート掛け持ち3つ。

そんな中、病気をして救急車に乗るという体験をします。

しかも、救急車に乗った理由が、なるくんのモラハラという。そのうちこのエピソードについて別に書きます。

アメリカで救急車に乗るって、すごい高い!約1000ドル持っていかれました。

 

そこで、バイト生活をやめて、正規の職に付き、福利厚生を受けよう!と決意するわけです。この決断を褒めたい

 

そうなると平日の2つのバイトができなくなります。半年後にはフルタイムの仕事につきたいので、半年後に辞めることをバイト先に伝えました。これも、なるくんには相談しませんでした。無意識にナルシストのここぞというときの扱いを身につけていたようです。

 

****ナルシスト相手に、相談してはいけません。決定したことを何気なく、当然のような流れで、報告するのが正解です。

 

わたしは、ここぞというサバイバル的な運に強いんです。

 

週3パートで働いていた会社から、正規雇用の打診を受けたのです。

 

わたしの収入も増えることですし、なるくんの収入も上がってきたところだったので、新居購入を決断しました。この決断をした自分を褒めたいこれに関しては、なるくんのりのりでしたね。大きな散財ができるわけですから。このときに購入した家の価値がバク上がりしたことによって離婚後の財産分与がわたしと娘たちが3人で住む小さい家を購入できるぐらいになるわけです。

 

家賃の心配をしなくてもいいというのは、とても大きいです。

 

ここぞというときに、相談せず。小言を言われてもスルーするスキルを使って経済的自立への道を粛々と進んでいっていたことに自分で驚いています。

 

離婚なんて考えてもいなかったころから、万が一のときに身を立てられるようにという無意識の意識があったのかもしれません。

 

なんてね。

もともと、なるくんを選んだ時点で、大負けなんだ。

でも、不幸中の幸いが必ずある!

 

その幸いを見つけて行こうと思います。