なるくんはわたしから離婚したい旨伝えたあと、すぐに自分の両親に伝えたようです。
対して、わたしは別居に踏み切って引っ越すとこになるまで、自分の両親には黙っていました。
理由は、以下のとおりです。
- もともと、「相談」すれば反対されるので、成立まで黙っていようと思っていた。
- 別居することになったら、住所の問題があるのでここで伝えるしかなかった。
ナルシストは社会性があって、外向きにはいい顔をする上に、なるべくなるくんを実親に会わせないようにしていたこともあって、うちに両親は「しっかり稼いでくる、人当たりの良い旦那さん」と思っていた。まさかそのなるくんが自分の娘や孫を虐待しているとは、すぐに信じないだろうと思っていたからです。
もう別居するところまでいって報告したので、「反対」はされませんでしたが、電話で「離婚」という言葉は聞きたくないわという気持ちが伝わってくるので、具体的な進捗等は話していません。
さあ、ここで義実家の反応です。
正直なところ、予想がつかなかった。
- 反対する
- 離婚は受け入れるが、孫や資産をとりにくる。
- 無反応。
わたしの予想はある意味当たって、ある意味外れていました。
基本的には、この離婚の話し合いに自分たちは口を出すつもりはないと、お義父さんから連絡がありました。
ただ、なぜか義実家に遊びに来るように声がかかるのです。
いままで、こんなことはありませんでした。
なるくんを避けていた娘たちですが、祖父母には会いたいので、なるくんがいかない時期を見計らって二人で祖父母宅に遊びに行っていました。
その度に、「あなたも来ればいいじゃない」と声がかかるのです。
今まで、「孫さえ来ればあなたはいらない」態度を隠しもしなかったのに。
友人に相談すると、「行くな!なにかの罠に違いない」と忠告されました。
感謝祭、クリスマス…クリスマスのあとも声をかけられました。
これは、ボケて、離婚協議中ということを忘れているのでは?
と疑ったほどです。
義妹情報で、わたしと娘たち以外全員揃ったクリスマス休暇中、不自然なほど誰一人離婚についても、わたしたちについても話題にしなかったという情報が来ました。
ということは、「ボケた」訳では無い。
そんなとき、おねえがポツリと言いました。
「一度だけ、おじいちゃんが、『離婚することになったのは、お前たちの両親の喧嘩が絶えなかったんだろ』って言ってた。」
みい「。。。。。。えーと、喧嘩が絶えなかったのは、わたしというよりむしろ。。。あなた?」
おねえ「でしょう!!私もそう言ったの!!!!喧嘩の相手は、わたしだって!」
ああ、でもわかってきた気がする。
なるくんは、離婚原因が自分が家族を虐待していたことだと絶対に認めない。それなら、みいのせいにしておこう。みいと気持ちがすれ違ったのだの、性格の不一致だのと自分の両親に言っておけばいいか。って嘘をついた。
そして、義両親は、じゃあうちに呼んで仲直りすればいい!
って思っちゃったのかもしれない。
ほんと、仲直りはないし。
3時間かけて義実家までわざわざ行く意味がわからん!