「離婚」と一言で言っても、当時の私は、日本のように紙1枚では成立しないということしか理解していませんでした。
インターネットや離婚経験がある友人を情報源にし、大雑把にわたしが理解したことは、アメリカで離婚する方法は、大きく分けて3つ。
- Mediator:調停人を一人、夫婦二人で雇い様々な取り決めを3人で話し合って文書にしてもらう。その後、弁護士一人を夫婦二人で雇い、裁判所で申請してもらい最終合意をする。
- 一番費用を抑えられる方法
- すでに離婚に同意して、争うような内容が少ない場合にあっている。
- おそらく、子どもがいなくて、婚姻年数が少ないといいのではないでしょうか。
- Collaborative Divorce:それぞれ弁護士を雇い、合意内容を弁護士を通して話し合い、裁判所で最終合意をする。
- すでに離婚に同意して、一方、または双方が争う要件が少ない場合にあっている。
- ここで、揉めれば揉めるほど、長くなればなるほど、弁護士と相談すればするほど、お金がかかります。
- 裁判で戦いながらする離婚:泥沼離婚です。
ネットで見れば、オンラインですぐに書類を用意しますっていうのも見かけますね。まあそれは、完全に同意して争う必要もないというばあいなのでしょう。
さて、じゃあ、私はどうしようか。
1の調停人を二人で一人を雇うという選択肢は、ナルシスト相手にはありえませんでした。
だって、「いいように言い含めて、自分の都合のいいようにする」のがナルシストだからです。
まず、離婚を切り出したときに、どう反応するか読めなかったというのもあります。
そこで、ナルシスト相手の離婚経験のある弁護士を探しました。
「ナルシスト・自己愛性パーソナリティ障害・離婚・弁護士」
このキーワードで検索です。
初回30分無料の面談を何人か行い、相談。
- ナルシスト相手でも、法律で決まってるんだから「あなたは離婚できる」と断言してくれた。
- へそくりアドバイスや結婚記念日まで待つなど、積極的に自分を守るアドバイスをしてくれた。
この2点で、今の弁護士に決定しました。
その中で、なるくんが離婚に素直に応じれば、Collaborative Divorceでいくが、ごちゃごちゃ言ってきたら、裁判で戦うという方針も決めました。
何人かと話をして、手付金$2500、その後それを超える作業をすれば、都度請求書が来ると言うのが一般的のようでした。(2023年)
なかには、$3000、追加請求無しで請け負うという弁護士もいましたが、メアドはgmailでなんども電話をかけてくるほど顧客がいない暇な(?)弁護士のようだったので、この人は選びませんでした。
結果どうなったか。。。それはまたの機会に、書きたいと思います。